スポーツ用品見本市「ISPOミュンヘン」が11月30日~12月2日に開かれた。ドイツ・ミュンヘンでの開催が最後となる今回は、バイオやリサイクル技術などを駆使した環境配慮の最新テクノロジーが披露された。スポーツ関連分野でにぎわいが見られたものの、大手ブランドの出展はほとんどなかった。
(ライター・吉田恵子)
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高機能とデザインを両立
スポーツウェアでは、高い機能性とデザインを両立させたブランドが目立った。日本から初出展の「ディグ」はワークウェア風で耐水圧が2万8000ミリのスノーウェアを出し、欧州の小売業者の関心を引いた。他のボード系ブランドが出展していなかったことに加え、「円安による割安感も手伝ったのでは」と坂部智久ブランドマネージャー。

デンマークのアーバンアウトドア「レインズ」は、クリーンなデザインのスキーウェアで人目を引いた。コレクションには黒や茶、オフホワイトといったベースカラーが多いが、光沢加工や鮮やかなアクセントカラーなどで都会的なテイストを添える。日本でも販売する。
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