日本通信販売協会(JADMA)は、23年度(23年4月~24年3月)の通信販売(EC含む)市場の売上高調査を行い、速報値を発表した。23年度の売上高は、前年比6.7%増の13兆5600億円となり、金額ベースでは前年比8500億円の増加となった。
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コロナ禍を経て、店舗販売やインバウンド需要などが回復を見せ始めるなか、物価高騰の影響などもあり、昨年度の10.9%増には届かなかった。直近10年の平均成長率は8.8%と、マイナス成長を記録した98年度以来、25年連続して増加傾向が続いている。
市場の傾向としては、BtoB(企業間取引)やモール系が堅調であること、商材では食料品(健康食品を含む)や健康食品、雑貨が比較的好調だった。