ジーンズカジュアルの洗い加工、テキスタイル分野で、自社の強みをさらに鮮明にしていく機運が高まっている。国内だけでなく、海外も視野に入れた動きで、洗い加工は先を見据えて設備投資の計画も進んでいる。テキスタイルもオーガニックコットンを意欲的に活用するなど、サステイナブルで付加価値の高い提案が増えている。
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縫製部門も強化
洗い加工の豊和(岡山県倉敷市)は、玉野工場に設備と人員を大幅に集約して生産効率が向上するとともに、本社工場と連携した加工開発も加速している。6月のデニム・プルミエール・ヴィジョン(デニムPV)では海外ブランド開拓の手応えがあった。生産能力の拡大へ向け、縫製部門の強化も進めている。
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