ジョイントW新業態、月ごとテーマで

2015/05/19 08:55 更新


 ベイクルーズグループのジョイントワークスが2日に有楽町マルイにオープンしたファッション雑貨のセレクトショップの新業態「ルタロン・アンサンブル」は、買いやすい価格だが高感度な雑貨をトータルコーディネートで提案している。

 婦人靴業態の「ルタロン」から派生した店で、靴を含めたファッション雑貨をトータルコーディネートで打ち出す。月ごとにテーマを変えたセレクトも行い、今は「ボーホー・トラッド」をテーマにインディアンジュエリー、バンダナ、ローファーなどを提案。ベーシックな商品群を集めたゾーンもある。テーマに沿ってアイテムをミックスして陳列。お客がコーディネートしやすくしている。

 商品構成は、アクセサリーが50%、靴とバッグが20%ずつ、残りがストール、帽子、靴下など。靴はモード感のある「ルタロン・グリーズ」が中心。気軽に楽しめるよう、価格は7000円前後を軸に幅を持たせた。「同じ服装でも、雑貨で気分を変えてほしい」とディレクターの本間利絵さん。

 マルイの1階入り口付近のため、年齢も服装の好みもさまざまな客が来店する。売れ筋はシンプルなバングル、チェーンネックレス、インディアンジュエリーなど。ルタロンの顧客が靴とアクセサリーを一緒に買うこともある。今後アクセサリー以外の商品も充実したいという。

 店名のアンサンブルにちなみ内装は五線譜や譜面台などの音楽をモチーフにした。通常のファッション雑貨店と差別化したスタイリッシュな雰囲気だ。ピアスは、耳に当てやすいよう音符風のスティックに陳列するなど、細部まで店作りにこだわった。面積は約50平方㍍。



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