量販店や専門店チェーンを主販路とするレディスアパレルメーカーがサステイナブル(持続可能な)対応を強めている。従来製品と比べるとコストがかさみ、ビジネスベースに乗せるのは簡単ではないものの、「2030年には店頭のほとんどがサステイナブルな商品になるだろう」(アパレル幹部)との声もある。オーガニックや自然由来素材の活用、サーキュラーエコノミー(循環型経済)など少しずつ進め始めた。
(森田雄也)
社内チームで
活発に動いているのが、アパレル製造卸、小売りを営むヒロタ(岐阜市)だ。19年夏からSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みをスタート。事業部ごとに、1年かけたプロジェクトでの議論をベースに、21年春に二つのサステイナブルブランドを立ち上げる。
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