ミラノウニカ26~27年秋冬 来場低調も商談順調 関税よりユーロ高に懸念の声も

2025/07/10 06:29 更新会員限定NEW!


会場内のトレンドコーナーで出展者の素材を熱心に見るバイヤーが多く見られた

 【ミラノ=関麻生衣】国際素材見本市のミラノウニカ(MU)26~27年秋冬が7月8日に開幕した。出展者数は735社(17社は出版社)で増加傾向だ。日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)とジェトロ(日本貿易振興機構)が主催する「ジャパン・オブザーバトリー」(JOB)には42社が参加し、3社が単独出展した。

 出展者のうち459社が伊企業で、欧州企業は前回より8.7%増えた。イデアビエラとモーダイン、シャツアベニューには2.6%増の584社が出た。特別エリアとJOB、韓国パビリオンに計134社が揃った。初日は、鉄道ストライキの影響で「全体的に来場者数が少ない」と話す出展者もいたが、商談が順調に進んだ企業もあったようだ。

製品提案が支持

この記事は無料会員限定記事です。

今すぐ無料で会員登録

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード会員限定ピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事