MLB(米大リーグ)のドジャースとカブスによる開幕戦(3月18日)を前に、ニューバランスジャパンは15日、大谷翔平選手の名を冠したコレクションを揃える期間限定店を開いた。場所は東京・渋谷のスクランブル交差点前にあるシブヤツタヤ。23日まで。
「今回、大谷選手がドジャースの一員として日本に帰って来られるので、大きな話題になる。それに合わせて限定イベントをすることにした」とは久保田伸一社長。米ニューバランスは23年に大谷選手と契約。24年7月には大谷選手の走る姿を描いたシグネチャーロゴを採用した専用コレクションを発売した。
期間限定店は3フロア構成。地下1階にはシグネチャーコレクションの25年春夏の新作約30種と、今春新たに出したトレーニングアパレルなどを販売している。エキシビションフロアとなる1階には、50本塁打、50盗塁を達成した際に履いていた靴などを展示。シグネチャーロゴを制作した漫画家の井上雄彦氏のメッセージやサインもある。
久保田社長は大谷選手とブランドとの取り組みについて「この2年間は、大谷選手と信頼を築くことにフォーカスしてきた。コマーシャリゼーションについてはフルアクセルを踏んでいない」ものの、起用効果は「かなりあった」との認識を示した。
