靴の輸入製造販売の野口彦 米「プラカ」でCF実施

2019/04/25 06:26 更新


 靴の輸入製造販売、野口彦(大阪市)は19年春夏から日本代理店となっている米サンダルブランド「PLAKA」(プラカ)で、クラウドファンディング(CF)を実施し、目標の2倍以上の金額を集めた。日本での知名度は低いが、予想以上の反応となり、卸売の対象となる専門店からも問い合わせがあった。

 プラカは女性用で、アッパーのストラップを履く人のちょうど良い位置に調整できることが一番の特徴。全てハンドメイドとし、ミサンガのような編み込みデザインだ。ビーチやタウンだけでなく、アンクレットを付ければ、ややフォーマルなシーンにも使える。価格は3900円。

 CFのプラットフォーム「マクアケ」でのCFは、知名度の確認やマーケティング、宣伝を兼ねたもので、3月15日~4月14日に実施した。アイテムは7色を揃え、早割10%引きなどの支援コースを設けた。目標の30万円はすぐに達成し、最終的には176人の支援者で70万8000円が集まった。アッパーのストラップを調整できる点が新鮮に受け止められたと見ている。プレゼント用に求める男性も少なくなかった。最も反応が良かったのはアッパーがブルーの単色、次いでターコイズブルー×グレーの柄だった。CFページに製造工程の動画を載せた効果もあったという。

 支援者には今月中に商品を届ける。5月1日には公式ECを立ち上げ、ECモールへの出店も計画している。卸売りは問屋を通じて広げる考えだ。百貨店などでの期間限定店も開き、知名度を上げていく。

CFでは7色を揃えて販売した


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