《地域共創型で衣類の循環経済を目指す「オホホサイクルプロジェクト」㊦》出口を多様に

2024/10/16 10:59 更新有料会員限定


 「水脈のように多様で変化に富んだ新たなサーキュラーシステム」が目指すところ。生地、糸への再資源化の技術向上も見据えながら、当面は出口(製造・販売)を多様にすることが資源を「つなぐ」鍵とみている。

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製販の連携相手探す

 ――回収・選別はファイバーシーディーエム(堺市)が担う。

 リセールおよびリサイクルなのか、回収・選別の割合などトレーサビリティー(履歴管理)していきます。回収した衣料品が回ることによる環境負荷の削減数値も出そうとしています。

 リサイクルではウエス原料とか自動車用内装材が多くなると思っていますが、例えば建築用素材などどれだけ出口のチャネルを作れるかが大きな課題です。

 ――出口については。

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