昨年に創業100年を迎えた織りネーム主力の松川レピヤン。「オールウェイズ・チャレンジング」を掲げ、培ってきた技術や創造力を生かし、ネーム以外のビジネスにも挑んでいる。
――強みは。
私たちはレピア織機とシャトル織機でネームを中心に作っています。元々分業制ですが、デザインのベースとなる型制作から仕上げ加工まで一貫して対応できます。
国内の衣類生産量が減っていますから、織りネームだけだと存続は難しい。約20年前にお守り袋の製造販売を始め、これを足掛かりに自社商品のEC、雑貨の見本市への出展など製品ビジネスにも挑戦してきました。リボンの「レピヤンリボン」とワッペンの「フワッペン」といった自社ブランドは、著名ブランドや人気キャラクターと協業も行いました。
――露出が増えている。
本社および工場見学の受け入れ、工場併設型の物販と飲食の店「リボンズカフェ」なども含めた自社発信を積極的に仕掛けました。そこから生まれたつながりが、次のビジネスにもつながっています。
とはいえ、主軸は織りネーム。今も売り上げの8割を占めます。工場見学に来た方たちが「織りネームはこんなこともできるんだ」と驚かれます。そんな体験機会を積み重ねながら、表地と同じような感覚でネームのことも考えるブランドを増やしていきたいです。
