《専門店ランキング調査から㊤》店舗数は3年連続で減少

2023/08/16 08:00 更新有料会員限定


 繊研新聞社が実施した「22年度専門店ランキング調査」は、比較可能な93社合計の売上高が4兆4375億5000万円で21年度比4.4%増、19年度比0.6%減だった。売上高がコロナ前水準に迫るまで回復したが、店舗数は3年連続で減少。中堅~大手を中心にECがさらに拡大し、実店舗の販売効率も向上したと見られる。

【関連記事】22年度専門店売上高 大手復調でコロナ前水準に迫る 19年度比0.6%減、収益力改善

郊外主力は店舗数増加

 期末店舗数は、78社合計が2万562店で、21年度比で120店、20年度比で600店、19年度比896店減った。上位30社中、20社が21年度比で減少、16社が3年連続で店舗数を減らしており、全体に実店舗の出店で売り上げ規模拡大を狙う戦略をとる専門店は少数派と言える。

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