トウキョウベースは来春から主力セレクト業態「ステュディオス」で、「グローバルニッチ戦略」を強め、来期以降の売り上げ倍増を目指す。「東京デザイナーモードという小さいマーケットをより深掘りし、とんがった存在になる」(谷正人社長)考えで、国内では20年春にドレスウェアに絞ったブランド集積の小型コンセプト業態を開発する。中国ではグローバル業態「ステュディオストウキョウ」を深圳に20年4月、北京は同9月に開店する。
(疋田優)
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ステュディオス国内事業は、来年から店舗数は維持・売り場大型化で、売り上げ2倍化を目指す。19年3~8月の売り上げは2.6%増で、プロパー販売徹底とMD修正能力は着実に伸びた。渋谷パルコ店も初日から3日間の合計売り上げは1900万円と高かったが、「2ケタ伸びるための攻めのネタ、コンテンツ、それを実行する人材がまだ弱い」(谷社長)とし、来期から取り扱いコンテンツの開拓や新業態開発、それに伴う人材育成を積極化する。
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