トゥモローL、リステアをグループ化

2015/05/18 09:42 更新


 トゥモローランドは、リステアホールディングス(リステアHD)に出資し、グループ会社化した。リステアHDはトゥモローランドのもの作り機能を生かし、オリジナル商品を強化する。トゥモローランドは8月末にニューヨークへの出店も計画しており、今後はグループ化したリステアHDの業態やブランドの海外販売も視野に入れている。

 4月28日付で、トゥモローランド傘下となったリステアHDは1987年創業。セレクトショップの「リステア」、オリジナル主体の「ルシェルブルー」など約20店を運営する。年商45億円。高下浩明社長兼CEO(最高経営責任者)は「物作りや経理、人材教育などで当社よりノウハウの厚いトゥモローランドと一緒になることで、(リステアHD)の事業継続や海外進出ができる体制を作りたい」とする。

 トゥモローランドの佐々木裕平社長は、仕入れ商品100%のリステアを「商品もスタッフも店舗も良い意味でとんがった、格好良い店。海外からの評価も高い」とみる。佐々木啓之代表取締役会長は「当社は工場との結びつきが強く、もの作りが得意。今後、国内だけでなく海外も狙えるよう、リステアHDのオリジナル商品も強化したい」という。

高下リステアHD社長(中)とト佐々木啓之トゥモローランド会長(左)、佐々木裕平社長(右)
高下リステアHD社長(中)とト佐々木啓之トゥモローランド会長(左)、佐々木裕平社長(右)


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