土屋鞄製造所が21年から開始した自社製品のリユース事業が伸びている。期間を設けて回収したバッグ、小物を修理して、直営店内で開催する期間限定店で販売する。期間中は店頭のプロパー商品の売り上げと来店客数も増加しており、相乗効果を生んでいる。本業からすれば小規模だが、「時を超えて愛される価値を作る」というブランドミッションにも直結した取り組みとして、力を入れる。
(吉野光太朗)
使える商品が押し入れに
土屋鞄製造所はかばん、革小物、ランドセルを企画・製造・販売している。自社工房を東京・西新井、長野県の軽井沢町、佐久市に設けており、修理やリメイクといった自社製品のアフターサポートも充実する。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!