アーバンリサーチ 旬の韓国ブランドを販売

2019/06/18 06:29 更新


 アーバンリサーチはEC限定のセレクト業態「URBS」(アーバンリサーチ・バイヤーズ・セレクト)で、韓国のブランドを販売する。メンズ、ウィメンズのウェアや雑貨の6ブランドを仕入れた。一部商品は実店舗でも販売する。

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 現地市場で人気があり、SNSの情報発信を通じて日本にもファンがいるブランドを選んだ。ウィメンズの「インク」はデザイナーのイ・ヘミさんが始めたブランドで、ウェアのほか、バッグの持ち手のようなハンドルが付いたスマートフォンケースが売れている。

バッグの持ち手のようなハンドルが特徴の「インク」のスマートフォンケース

 他に、イヤリングなどアクセサリーをハンドメイドで製作する「フルタ」、セレクトショップ「アモーメント」のオリジナルのウェアも仕入れた。メンズはカットソーブランドの「アエカホワイト」、ストリートブランドの「ディスイズネバーザット」、スケートボードカルチャーをバックグラウンドにした「ラブロス」を扱う。

ハンドメイドのアクセサリーの「フルタ」
「アモーメント」は同名のセレクトショップのオリジナル。韓国や日本の生地を使ったベーシックなデザインが特徴
「ラブロス」はスケートボードカルチャーをバックボーンに持つストリートブランド

 雑貨で8000~1万5000円、ウェアもカットソーで5000~1万円、アウターで3万~5万円程度。少人数で運営しているブランドが多く、SNSによる情報発信で日本でも存在は知られているが、本格進出はまだ果たしていないブランドばかりだ。

 URBSは、昨秋のリニューアル以降、日本のブランドや欧米のブランドを中心に「テアトラ」「ループウィラー」「キャプテンサンシャイン」「ウエストオーバーオールズ」など物作りやデザインに特徴のあるブランドの別注や限定商品の販売に集中して取り組んできた。村手謙介チーフバイヤーは「若い世代を中心に韓国のファッションにも興味を持つお客様が増えており、実際に韓国を旅して購入するケースも多い。現地の旬の商品をタイムリーに買い付けて紹介することでURBSのファンを増やしたい」と狙いを語る。

 六つのブランドは今月から今秋にかけて順次販売する。ECサイトで売る以外に、アーバンリサーチの実店舗や期間限定店で売ることも検討している。



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