3月は財布の売り上げが好調だった。一粒万倍日と天赦日、金運を呼ぶとされる寅(とら)の日が重なる21日の〝トリプルラッキーデー〟が影響した。メーカーや小売り、百貨店の売り場は21日に合わせて催事やPOP(店頭広告)で販促に力を入れた。「財布は縁起のいい日に下ろしたい」というスピリチュアル消費が幅広い年代に広がっている。
(相神優波)
昨年一気に広まる
昨年のトリプルラッキーデーは3月26日で、コロナの行動緩和とも重なって反響が大きかった。「閉店間際まで人の入りが絶えず、クリスマスや年末年始よりも財布が売れた」(レイジースーザン)という。
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