「ホワイトマウンテニアリング」(相澤陽介)のレディスは17~18年秋冬物で、女性的なムードを強めている。「ゴアテックス」使用のアウターなど、メンズとの共通アイテムも引き続き揃えるが、従来よりもフェミニンな商品を増やした。あわせて、ルック撮影には雑誌『バイラ』『ヴェリィ』などを手掛けるスタイリストの辻直子さんを起用。レザーグッズのラインも立ち上げた。
ジオメトリック柄ニットのセットアップは、体にぴったり沿うシルエットと、スカートの深いスリットが特徴。軽やかに揺れるカムフラージュ柄のロングプリーツスカートやストレートラインのキルティングスカートも、これまでとは異なるイメージの商品だ。
それらを量感たっぷりなユーティリティーアウターとコーディネートする。今季から、メンズでイタリア生産のシャツやニットを企画しており、レディスでもボタンダウンシャツを作っている。アウトドアムードが強いブランドと、繊細な作りとのギャップが印象的だ。
レザーグッズは、トートバッグ(6万5000円)やナップサック(4万2000円)、ショルダーバッグ(3万5000円)など4型3色があり、中国で生産する。ブランドのイニシャルであるWの切り替えと、登山ロープをイメージしたノットディテールをポイントにする。