東京駅につながる地下街、ヤエチカ(運営は八重洲地下街)が売り上げを伸ばしている。6月に60周年を迎えるなど長きにわたって東京の玄関口にある商業施設としての役割を果たしてきたが、周辺で続く再開発などが押し上げており、今期は過去最高をうかがい、その後の成長もにらんでいる。
(田村光龍)
日本橋などとつなぐ
ヤエチカは1965年に東京都心ターミナルの路上駐車問題を改善するための駐車場とともに開発された地下街の一つで、営業面積1万4000平方メートルに170店が揃う。物販4割、飲食4割、サービス2割といった構成で、東京の玄関口にあって利便性を提供してきた。25年3月期の売上高は241億円(前期比9.4%増)に達していた。
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