ピックアップニュース

「ファッションとは何か」を問い直す(社会人類学者、EVOKE81共同代表 小野瀬慶子)

2024/05/21

 「〈ファッション〉じゃない服」という言葉が発せられる時、ファッションとは一体何を指すのだろうか。この言説の背後に、埋め込まれたファッションの知の前提が浮かび上がる。私たちがファッションについて考える際に、無意識の...

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シップス 商品力を高めて収益性向上 新業態は拡大へ、メンズで新ブランド

2024/05/21

 シップスは、主力業態の「シップス」で既存店の改装と商品力強化を進め、収益性を高める。ここ数年でスタートした新業態は出店などによって認知向上と規模拡大を図る。メンズカジュアルで新ブランドも始める。(柏木均之)【関連...



メンズパンツブランド 円安を追い風に海外広げる

2024/05/21

 メンズパンツ専門のブランドが海外で卸先を拡大している。従来からイタリアの合同展を主戦場に海外戦略を強化してきたブランドは、円安を追い風に新規開拓が進んだ。コロナ禍で停滞した消費を打破するため、海外バイヤーが次世代...



京都服飾文化研究財団と京都国立近代美術館 「LOVE」がテーマの大規模特別展を今秋開催

2024/05/21

 京都服飾文化研究財団(KCI)と京都国立近代美術館は今秋、展覧会「LOVEファッション―私を着がえるとき」を開催する。両者の共催展は9回目。19年の「ドレス・コード?―着る人たちのゲーム」以来の大規模特別展となる...



《編集局長が会いに行く》デザイナー コシノヒロコさん 自分をよく知り、諦めない

2024/05/20

 日本で最も知られるファッションデザイナーの一人であるコシノヒロコさん。創作とビジネスの世界で60年以上にわたり最前線を走り続けてきた。「ヒロココシノ」ブランドでは24~25年秋冬、また新たな取り組みを始めるという...



【記者の目】再び拡大狙う生地輸出 円安を追い風にできるか

2024/05/20

 コロナ禍を経て、再び生地輸出に力を入れる企業が増えてきた。5月に開かれた生地見本市プレミアム・テキスタイル・ジャパンでもアジアからのバイヤーが多く訪れ、出展社からは「洋服にお金をかけるようになっており、レベルの高...



“似合う”が分かるサービス続々 購買率向上に寄与

2024/05/20

 〝似合う〟をキーワードにしたサービスが増えている。特に、ECやアプリなどオンライン上のソリューションを導入する企業が多い。AI(人工知能)など新たな技術を取り入れ、好みのテイストや自身の骨格をセルフ判定でき、消費...



ファミリア、大人女性もつかむ 異業種との協業や限定店出店で

2024/05/20

 ファミリアが大人の女性をつかんでいる。新しい客層の獲得を目指し、雑貨ブランドや異業種との協業、交通量の多い場所での期間限定店に積極的に取り組んでいる。これにより、子を持たない層や、9歳以上の子供を持つ層など、対象...



PTJ25年春夏 次のトレンド投票結果を発表 1位は東レの「ウルトラスエード・ヌー」

2024/05/20

 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFW推進機構)は、プレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)25年春夏内で行われた、来場者投票で次の売れ筋テキスタイルを決める「ワッツネクスト・テキスタイル」の結果を発表し...



《対談》奥谷孝司さん×西田誠さん 中年ベンチャーが日本を救う

2024/05/17

 日本の研究開発費は、今でも世界で4番目の規模を誇る。もっとも、投資効率ではOECD(経済協力開発機構)平均を大きく下回る。研究技術に投資しても、多くは実際の製品やサービスには生かせず企業内に死蔵しているということ...