コラム

《めてみみ》支持される理由

2018/10/24

 ひばりが丘パルコ(東京都西東京市)は1階のエスカレーター横で、「ひばりの肖像」と題したミニ写真展を11月4日まで開いている。近郊で撮影され、客自身の思い出の写真と、同じ場所で同じような構図でプロのカメラマンが撮影...

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《視点》世界一お得にスーツが買える国

2018/10/24

 「日本は、高品質のスーツが世界で一番安く買える国」。消費者にとってはうれしい話だが、これは日本のウール産業の現状を憂いた業界関係者の発言だ。「良いウールを大量に仕入れ、低コストで生産し、安く売りすぎた」。その結果...



《めてみみ》人間の仕事

2018/10/23

 東京・有明のユニクロのEC専用倉庫を見学した。公開されたのは施設のほんの一部だが、運び込まれた商品の搬入から出荷までのプロセスが自動化されていて、人力に頼るのは届ける商品を箱詰めする作業だけ。今後、日本のほか世界...



《視点》見栄えより快適性

2018/10/23

 インテリアをベースとした売り場で提案されるアパレルの売れ行きが比較的堅調だ。大半はリラクシングウェアで、レディスが中心。モードやトレンドが色濃く取り入れられる一般的なアパレル提案とは違い、快適性や心地よさが第一で...



《めてみみ》「幸福洗脳」が熱い

2018/10/22

 皆さんは「幸福洗脳」って知っていますか。新興宗教ではなく、芸人、オリエンタルラジオの中田敦彦氏が始めたアパレルブランド。インパクトが強い架空の四字熟語をプリントしたTシャツで、1万円とあえて高額な設定。単なるタレ...



《めてみみ》製造小売業の呪縛

2018/10/19

 適正価格とは何だろう。あるロールプレイング大会を見ていて、ふと思った。出場者が用意する商品は、ブランドのお薦め商品のはず。ニットトップを提案する人が目立ったが、価格はレディスヤング、キャリア、メンズブランドともに...



《視点》セリーヌ・ロス

2018/10/19

 「セリーヌ」からフィービー・ファイロが離れ、19年春夏コレクションでエディ・スリマンによる新生セリーヌが発表された。分かっていたことなのに、今までのセリーヌが完全になくなってしまったことを見せつけられたようでショ...



《めてみみ》京都は時計回りに

2018/10/18

 自宅にスペイン人の女性がホームステイしている。東京、広島、飛騨白川郷などを回り、その合間に大阪の我が家で休養するという生活だ。遠方をほぼ一巡し、京都を案内することになった。行き先の希望を聞いたが、初めての日本とい...



《視点》産地の学校

2018/10/18

 物作りを通じて国内産地と企業、デザイナーを結ぶ仕事をしているテキスタイルキュレーターが人材育成を行っている。テキスタイルコーディネートを主な事業としている糸編(東京)の宮浦晋哉代表が、その名も「産地の学校」を運営...



《めてみみ》枠組みを超えて

2018/10/17

 三井不動産は19年秋に東京・日本橋に開業する新商業施設「コレド室町テラス」の核テナントに台湾企業、誠品生活の日本1号店を導入する。書籍・雑貨を中心としたライフスタイル提案型の店舗だ。誠品生活との合弁で日本でのライ...