《視点》百聞は一見に如かず
2024/06/26
百聞は一見に如(し)かずとはよく言ったもので、物作りの現場は機会があれば見た方がいい。この1カ月間で幸運にも紡績、染色、縫製、刺繍の工場を見学する機会があった。 紡績、縫製は過去に何度か見学したが、すぐに理解でき...
2024/06/26
百聞は一見に如(し)かずとはよく言ったもので、物作りの現場は機会があれば見た方がいい。この1カ月間で幸運にも紡績、染色、縫製、刺繍の工場を見学する機会があった。 紡績、縫製は過去に何度か見学したが、すぐに理解でき...
24年5月時点の難民の数は1億2000万人。世界人口の1.5%、日本の人口と同数が、紛争や災害などによって故郷を追われて暮らしている。国連難民高等弁務官事務所によると、この10年で3倍に増えたという。 アフガニス...
中央分離帯があって国道を横切れないので、信号でUターンして反対車線を走り、大型インテリアショップの駐車場に入った。車を停めていると、警察官が笑顔で近づいてきた。「皆さんよく間違うんですが、この国道はUターン禁止な...
先日、茨城県つくば市で、防寒着〝わた入れ〟作りの教室「はんてん屋」を運営する親子を取材した。自身が子供のころ、冬になると必ず着ていたわた入れを思い出した。40~50年前に住んでいた北関東は本当に寒かった。上京して...
売れている物が見えにくくなった。というより、誰もが人気と実感できるモノ・コトがほとんどなくなったように思う。タレントやスイーツ、様々な〝推し活〟など常に一定のブームはあるが、教えられて初めて「そうなの」と気付かさ...
昨年出産して子供の服を選ぶようになって、素材や着心地を見る目が厳しくなった。肌に触れる素材は柔らかな綿が良い。体に締め付けの痕がつかないようにしたい。立って座って寝転がってと、激しく動いても負担なく、伸縮性がある...
三井不動産はミクシィと共同で、JR南船橋駅前にスポーツや音楽イベントなどを行う多目的アリーナ「ららアリーナ東京ベイ」を開業した。ららぽーとTOKYO-BAYなど近接する商業施設との相互送客策も進める。 同社は4月...
コロナ禍もあって社会や環境への関心が高まり、こうしたテーマを扱ったイベントも増えました。これからの消費の主役になるZ世代の関心も高いとされ、SCとしても気になるテーマです。当社内の調査では、20~30代層の環境に...
インバウンド売上高の高い伸びが続いている。23年度の阪急うめだ本店の同売上高はコロナ禍前の2倍強の638億円。百貨店単店でトップの売り上げだ。24年度に入っても単月売上高の過去最高が続く。特に大阪地区の伸びは高く...
先日、取材した若手経営者は「衣料品回収に興味を持った」と話す。様々な事業を手掛けているが、アパレル小売りに初めて参入した。アパレルを販売すると共に回収事業も行い、環境保護の観点から廃棄される衣料品を減らすことに力...