コラム

《視点》滞在したい店づくり

2022/03/22

 ライフスタイルショップが増えている。各業種で開発が進んでいるが、試行錯誤しながら、運営をどう軌道に乗せるか、苦労も多いようだ。大きなテーマが滞在場所としての実店舗だ。暮らしやライフスタイルの趣味嗜好(しこう)やヒ...

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《めてみみ》変化の美徳

2022/03/18

 22~23年秋冬デザイナーコレクションで、トレンドの周期が大きく変わった。秋冬は春夏からのトレンドを色濃く反映し、ファッションの実用性を強調するシーズンとなった。「トレンドは継続しても良い」という考え方を改めて主...



《めてみみ》隣との付き合い

2022/03/17

 韓国で5年ぶりに政権が交代する。大統領選挙で保守系野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏が当選し、5月に大統領に就任する。争った革新系与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)氏との得票差は1ポイントもな...



《視点》ターニングポイント

2022/03/17

 朝の通勤電車で車内を見渡すと、男女問わずにビジネスパーソンがリュックを背負っていたり、前持ちしていることがわかる。パソコンなどのデバイスを持ち運べる実用性と、両手を空けることができるという快適性によって、一昔前ま...



《めてみみ》国独自の発展形

2022/03/16

 新型コロナウイルスのオミクロン株感染が拡大する上海では、自宅待機の要請が出されるなど予防措置が厳しくなった。封鎖地区も増え、通行不可な道路が出たためか、業務用の資材の配送が遅れたり、飲食の出前対応店が一時ネットか...



《視点》実存解放の服

2022/03/16

 「実存から解放された」新しい価値が広がっている。社会性から解き放たれジェンダーフリーな装いもでき、身体の重量からも自由になれる。普段着で〝街〟を歩いていると変わり者扱いされてしまうほどだ。 NFT(非代替性トーク...



《めてみみ》アートの日常化

2022/03/15

 大手百貨店で現代アートの売り上げが好調だ。数万円程度の作品から外商顧客を中心に1000万円を超えるものまで幅広く売れている。百貨店の美術品は巨匠の日本画や洋画など古典から近代の大作が主力だったが、ここ数年で現代ア...



《めてみみ》より良い未来へ

2022/03/11

 東日本大震災から11年を迎えた。未曽有の被害をもたらしたあの日の記憶は、まだ鮮明に脳裏に焼き付いている。次々と押し寄せる津波の映像は、見たこともないものだった。自然の持つ巨大なエネルギーを前に、自らの無力さを思い...



《めてみみ》ハムレット

2022/03/10

 〝To be, or not to be, that is the question.〟 「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。シェイクスピア「ハムレット」の有名な独白だ。商社ビジネスを語る際、「持つべきか...



《視点》専門性と愛と人柄

2022/03/10

 「価値が提供できる空間づくりをしたい」とレディス企業の取材で聞いた。これまで、インフルエンサーと一緒に組んでブランドを立ち上げてきた事業部の部長が発した言葉だ。「ファッションに使うお金が減っている。これからは服を...