JFW インターナショナル・ファッション・フェア(JFW-IFF)が、変わります。JFW-IFFは今回で29回目の開催を迎えます。市場環境が刻々と変化する中で、ファッションビジネスのプロにとってより使いやすい見本市となるために、会場構成や出展規定などで従来無かった切り口を盛り込みました。
変更した「テイスト別ゾーニングの導入」の中から3つをご紹介します。テイスト別ゾーニングは、「広い会場の中で、求めるテイストのブースを見つけるのが大変」といった来場者の声に対応したものです。
■ナチュラル・ライフスタイル
キーワード/ポートランド、サステイナブル、リラックス
心地良く、環境にも配慮した暮らしをイメージした商品を集めました。天然繊維やリサイクル素材を使ったウエア、雑貨が揃います。ただエコなだけでなく、デザイン性や機能性も高いアイテムが充実しています。米国ポートランド発のカルチャー誌として注目を集める『キンフォーク』が登場(協賛で展示)、今の消費者の気持ちを読み解くヒントが詰まっています。
■リアルリュクス
キーワード/エージレス、上質、リアルプライス
前回のJFWーIFFで好評を博した「リアルリュクス」ゾーン。大人の女性に向けて上質な洋服を集めるコーナーとして、今回も更に充実。エージレス、上質、リアルプライスをキーワードに、ファッション経験豊かな大人の女性たちが“日常の贅沢”を楽しめるアイテムを、ウエアだけでなく、服飾雑貨も加え発信します。
■大日本市
キーワード/メードインジャパン、おもてなし、クール・ジャパン
大日本市は、老舗麻製品メーカーの中川政七商店が伝統工芸メーカーをコーディネートして開催する、雑貨・ファッション・インテリアの展示会。東京と大阪地区でそれぞれ年3回開催しており、今回初めてIFFに出展することになった。今回は中川政七商店のオリジナル7ブランドと、17のパートナーブランドを集積。最近では店舗として出店もしている。