アダストリアのライフスタイルブランド「ジョージズ」は、流山おおたかの森SC(千葉県流山市)に新店をオープンした。既存の主力店舗よりも大型で、アパレルの扱いを増やした。今後、出店を進める際のモデル店に位置付ける。
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同ブランドは24年にウェルカムから事業承継した。おしゃれな生活雑貨が人気で、食品なども扱っている。25年春夏からはアパレルを強化し、新規客の取り込みを進めている。


2年前まで同館に店を構えており、再出店した形だ。既存客の購買を期待するが、ファミリー層が増えている流山市で新規客を獲得する狙いもある。
これまでは売り場面積約160平方メートルの店が多かったが、新店は約260平方メートルに拡大した。店内向かって左側にレディス、メンズ、キッズのアパレルを集積している。

内装はコンクリート打ちっぱなしの床や手でペンキを塗った壁など、手作り感がある。「大手グループに仲間入りをしたが、個店ぽい独自性も出したかった」(縫田雅樹ジョージズ営業部ブランド長)。店舗中央のアイランド型のレジに商品を並べて、会計の際にカウンターを挟んで客との会話につなげる工夫もある。



年内に同規模の店をさらに2店出す計画だ。今後の出店は関東のSCを中心とするが、「ディベロッパーの要望を頂けたら、全国どこでも検討したい」という。