イオンリテールは3月1日、男女のカジュアルウェアを子会社のトップバリュコレクションに移管、衣料品改革を促進する。GMS(総合小売業)として「総合の価値を高める」(井出武美イオンリテール社長)構え。トップバリュコレクションではブランドを「TVC」(ティーヴィシー)に刷新、大きくなった規模などを生かしてSPA(製造小売業)としての拡大を目指す。
(田村光龍)
イオンリテールは性別・服種別の平場から年齢別・テイスト別にくくった専門店型売り場を配置する形に切り替える衣料品の改革を進めている。このうちデイリーカジュアルの部分をトップバリュコレクションに移管する。これまではイオンリテールとトップバリュコレクションの両方を品揃えしていたことで重複がある一方、トップバリュコレクションが導入されていない店では欠落が発生していたという「負を解消する」(小田嶋淳子イオンリテール執行役員衣料本部長兼トップバリュコレクション社長)。
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