バイト時給、販売は3カ月連続で伸び

2015/10/28 06:00 更新


 人材大手のインテリジェンスはアルバイト求人情報サービス『an』に掲載された求人広告をもとに9月の平均時給を調査し、発表した。全国平均時給は972円で前月比3円減、前年同月比で17円減となった。求人数は前月比2・2%増、前年同月比32・3%増と増加傾向が続いている。

 エリア別では、関東が1028円と最も高く、関西(977円)、東海(965円)、九州(856円)、北海道(836円)と続く。前年同月比1%増となった北海道は、今月1日に適用された最低賃金引き上げに対応したところが多く、販売系の時給が底上げされたのが要因とみる。九州は、外国人観光客需要による新店の増加などで前年比増が続いている

 職種別では、専門職が1105円で最高。運輸職系(1032円)、事務系(1014円)、サービス系(992円)などと続く。販売系(895円)は最も低かったものの、外国人観光客増加の影響などで3カ月連続で前年同月比増となっている。



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