青森市のさくら野百貨店青森店、THREE(スリー)、青森駅ビルのラビナの三つの商業施設が「青森マチナカプロジェクト」を立ち上げた。青森駅前エリアの魅力を多くの人に知ってほしい、という思いからプロジェクトをスタートした。エリアで働く人や来街者と3施設が一緒になって、「#青森マチナカ」を合言葉に情報交換・発信して、エリアに人を呼び込み、活性化を図る。
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三つの商業施設が「どうしたら手間やコストをかけずに、皆で一緒に情報発信できるか」を考え、企画協議を24年12月に始めた。注目したのがインスタグラム。「各施設がそれぞれ持つフォロワーの力を合わせればきっと大きな波になる」と考え、ハッシュタグ企画「#青森マチナカ」が生まれた。
青森マチナカには、未来に向けてマチナカを盛り上げたいという熱い思いと、青森市民が心に抱くマチという親しみやすいイメージを込めた。「覚えやすくて、使いやすい、そんなフレーズを目指した」。

プロジェクトで目指すものは、エリア全体の情報発信力向上で、一つひとつの施設だけでなくエリア全体の魅力を発信する。SNSの力で広告費をかけずに声を届ける。店側からの情報だけでなく、実際に利用した顧客のリアルな声も発信。青森マチナカを、未来に向けた新しい青森の魅力として育てる考えだ。
