ジュエリーブランド「カスカ」を販売するカスカ(東京)がインナーメーカーのタカギの「アロマティック」と協業して作るレディスインナー「アロマティック・カスカ」は17年秋冬、キーカラーに〝ルビーのような深い赤〟を使った。
アロマティック・カスカをデザインするのはスタイリストの安野ともこさん。16年秋冬に立ち上げた。スタイリストとしての経験から、ボディーラインをすっきりと整えながら、外から見えないアジャスターなど「見えても下着と感じさせない美しいデザイン」を目指して開発した。赤の色は体を温めたり、パワーを与えるなどといわれ、「以前から赤を作りたいと思っていたところ、思った通りの色を出すことができた」(安野さん)と17年秋冬の新色として登場する。
ソフトなワイヤ入りでバストを自然な位置に整えるキャミブラ2万円。スリップ丈2万5000円、ショート丈1万5000円。ハイウエストショーツ9000円、ローウエストは7000円。現在はセレクトショップやECで販売しており、今春夏の透け感のある素材の洋服に合わせるインナーとして、追加発注も受けている。
今後、アジアを中心に海外販売も見据える。7月には東京・表参道にカスカとアロマティック・カスカの直営店を出店する予定。
ルビーのような赤が新色として登場する