東京スタイルはレディスブランド「アリスバーリー」の秋冬物で、ブランドデビュー30周年を記念して「リバティ」のプリント企画を打ち出すほか、スリムに見えて着心地にもこだわった企画「ビューティーフィットジャケット」を発売し、9月から店頭を活性化する。
30周年企画は春から販売しているが、秋はブランドを発売した85年に発表したリバティの小花柄プリント(ピンクとブルーの2色)を採用する。プリントワンピース(2万7000円)やスカート、裏地にリバティプリントを使ったトレンチコート(2万9000円)、裏側にリバティを部分使いしたキャッシュウールニット(丸首タイプで1万2000円)、プリントと無地のリバーシブルダウンベストなどを揃える。9月11~23日に〝リバティフェア〟を店頭で仕掛けるほか、期間限定店も百貨店10店前後で出す。
ビューティーフィットジャケットは素材や仕立てにこだわったジャケット企画。細くシャープに見せるシルエットで、アームホールの上側に厚みを出すことで腕が動きやすく細く見えるようにする。通常よりも身頃にワンパネル増やすことで体によりフィットし、すっきり見せる。前身頃を長くすることでボタンを外してもすっきり着用できる。裏地にはトリコットを使用し質感を高める。9月2日にポンチ使い(2万9000円)、9月30日にベルギーピケ使い(3万3000円)を投入し、ジャケット需要の喚起や新規顧客の開拓につなげる。