ベイクルーズ業績好調 現場力引き出し企業価値向上

2019/09/04 06:29 更新有料会員限定


杉村社長

 ベイクルーズグループの業績が好調だ。19年8月期は売上高が前期比10.5%増(18年8月期実績1187億円)となる見通し。ウィメンズの主力業態が良かった。週次で店頭での販売状況を把握し、商品の適時、適量供給を徹底、プロパー消化率を高め、営業利益も大幅増益となる見込みだ。

 杉村茂社長は「創業40周年の前期、社員を巻き込んで様々な施策やイベントを行い、コミュニケーションを密に交わす企業風土も確立できた。今後は将来を見据えたブランディングや戦略をさらに加速する」とし、今期(20年8月期)も「勢いは持続できる」と話す。

(柏木均之)

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企画と販売の連動

 前期は主力の「ドゥーズィエムクラス」「イエナ」「スピック&スパン」のほか「プラージュ」「アパルトモン」「ノーブル」など中堅規模までウィメンズの業態全般が好調だった。顧客の心をつかむ企画と仕入れの精度の高さ、店頭とうまく連動した販売施策が実った。

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