アフターコロナとなり、円安やインバウンド増加を引き金に、日本のカジュアルメーカーの輸出が加速している。日本製ジーンズを主力とするブランドをはじめ、日本の企業が買収した米国ブランドなど多彩な顔ぶれが、外需をつかもうとアプローチを強めている。各社の動きや狙い、戦略を探った。
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斬新さ、凝った仕様
「ステュディオ・ダ・ルチザン」などを手掛けるステュディオ・ダ・ルチザン・インターナショナル(大阪市)は25年7月期、輸出がけん引して増収となった。パリでの提案を軸にしていて、「ウェルカムエディション」に出展するとともに、単独展を併催。商品をじっくり見たいバイヤーの要望に応え、販売先を増やしている。
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