《設立15年目の「ディウカ」静かに燃え続ける情熱㊦》困難をチャンスに変え、飛躍へ

2025/08/04 12:30 更新有料会員限定


22年に開いたブティック兼ショールーム。場所は14年にアトリエを設け、長くクリエイションしてきた東京・武蔵小山を選んだ

 国内外のアワードで評価され、少しずつ勢いがつき、パリでの展示会もこなすようになったディウカ。デビューから5年の16年には海外売り上げが30%を占めた。当時、服作りではパリのバイヤーが欲していた、ダークトーンのモードなテイストを意識し、それが海外で売れるようになっていた。

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東コレで注目集める

 波に乗っていた16年に、メルセデス・ベンツ・ファッション・ウィーク東京(現楽天ファッション・ウィーク東京、東コレ)に出た。東コレ2回目で、デビュー後最高売り上げを達成した16~17年秋冬コレクションのショーでは、会場にあふれるほどの観客が押し寄せた。絶好調だったが、決して穏やかではなかった。

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