ビームス協賛のファッションハッカソン

2015/11/06 06:00 更新


 このところ、ファッション業界かいわいでも急激に注目を集めている〝ハッカソン〟イベント。10月下旬に、ビームスが協賛するファッションハッカソン「ハッピー・アウトサイド・ビームス・ハック」が、東京・お茶の水のデジタルハリウッド大学で行われた。プログラマー、プランナー、ファッションデザイナーが一丸となって、アウトドアウエアから新しいウエアラブルテクノロジーファッションを生み出す試みだ。約45人が参加し、2日間にわたってファッションとテクノロジーの融合に挑んだ。

既存アイテムに新発想盛り込む

 ハッカソンとは、プログラマーやグラフィックデザイナー、インターフェース設計者、プランナーらが一堂に集まって、数日間にわたり共同作業をするソフトウエア関連開発のイベントを指す。近頃は、IT(情報技術)と他業種を掛け合わせてビジネスを創出する目的で、ファッション分野を含め様々なハッカソンが広がっている。ハッピー・アウトサイド・ビームス・ハックは、デジタルハリウッド大学が運営するプログラマー養成コース、ジーズアカデミー主催で、ビームスが協賛。ウェブ制作会社のリグとスタートアップ支援のサムライインキュベートが企画した。ビームスがハッカソンに協賛するのは初めて。

 今回のハッカソンでは、ビームスが推すアウトドアウエアや雑貨が開発のベースとなった。そこに新発想やテクノロジーを盛り込むことで、野外フェスや外遊びをさらに楽しくするウエアラブル製品を開発するという意図だ。

ファッションハッカソンの参加者
ファッションハッカソンの参加者

続きは繊研新聞で



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