高級紳士靴「ジョン・ロブ」は、17年のイヤーモデル「ヘイズ」を25日から日本でも発売した。ダブルモンクストラップをベースに、片足を一枚革で職人が丁寧に仕上げた。34万円。
イヤーモデルは職人の技術を生かし、ジョン・ロブしか作れない靴を作ろうと96年から始めた。今回のヘイズは、ソールのウエスト部分を絞り込んだベベルドウエストにし、ストラップ部分にはステッチを施さず、革の上質さを強調したほか、アッパーの継ぎ目はイノシシの毛で縫い合わせるスキンステッチを使うなどごく少数の職人にしかできない技術を使っている。
日本では直営店のほか、卸売りする百貨店などでも販売する。来年にイヤーモデルの新作が出るまで販売するが、ジャパン社によると、11月時点ですでに完売するサイズも出ているという。