カジグループ(金沢)が4月10日に開設した大型観光施設「カジファクトリーパーク」(石川県かほく市)が好スタートを切っている。開業20日間の来場者は7000人で、特に大型連休に入って集客が増している。
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同施設は新増設した織物工場のほか、公園、ショップ、カフェなどを備えた複合産業観光施設で、70億円以上を投じて整備した。梶政隆社長は、新施設を通じて企業やテキスタイルのブランディングを強化し、さらには繊維を人が集まる魅力ある産業として発信していきたい考え。
開業以降、1日300~400人をコンスタントに集客し、自社ブランドのメンズ・レディス「K-3B」やトラベルグッズ「トゥー&フロー」の旗艦店は都心を上回る売れ行き。
4月29日には11時の開店前から列ができ、1日で600人が来場した。5月5、6日は初のイベント「カジフェス」を企画、自社で作る軽量薄地ナイロンを使ったカイト作りワークショップ、たこ揚げ、フリーマーケット、キッチンマルシェなどを開く。