熊本市の市街地を中心にインバウンドが増加している。一昨年以降、熊本地震の影響で運休していた熊本空港への国際定期便が順次再開され、熊本市の南にある八代港(八代市)へ入港する大型クルーズ船も増加している。24年春には隣接する菊陽町に、台湾の半導体ファウンドリのTSMC(JASM熊本工場)が進出。台湾からの関係者や関連して進出した国内企業で働く人の定住が増えるなど、小売市場にも大きな効果が見え始めている。市中心部の商業施設や郊外SCなどでは、これを契機とみて顧客獲得へ向けた販促を強めている。
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