《トップインタビュー2024》クラボウ社長 藤田晴哉氏 顧客の課題に技術で応える

2024/01/24 11:30 更新有料会員限定


藤田晴哉氏

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次期中計も成長路線

 ――今期の進捗(しんちょく)は。

 中期経営計画の2年目となる今期(24年3月期)は、第2四半期の時点で前年同期と比べて増収、営業増益でした。計画と比べても良い状況です。ただし、下期は失速する想定で、通期は目標に若干届かないかもしれません。なんとかこらえて計画を達成したい。あるいは少しでも上積みして中計の最終年度に良い形でつなげたいです。

 事業別では、化成品と環境メカトロニクスがいずれも堅調で増収増益。一方、繊維事業は前期に5年ぶりの黒字を達成しましたが、今期は計画段階からかなり厳しい想定でした。実際はそれ以上に厳しい。暖冬がボディーブローのように効いていますし、コスト上昇の影響も大きい。黒字を維持できればいいのですが、それは第4四半期にかかっています。

 ――来期のポイントは。

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