セレクトショップのロフトマン(京都市)は16日、大阪・梅田のイーマにメンズ「ロフトマンコープ・イーマ」とレディス「ロフトマンコープ・オハナ・イーマ」の複合店を開いた。ファッションビルに出店するのは初めてで、レディスのオハナは大阪初出店。既存の「ロフトマンコープ梅田」と合わせて大阪で8億円の売り上げを目指す。
メンズのロフトマンコープはニュースタンダードを切り口にした品揃えで「テンダー」「フランクリーダー」「ポータークラシック」「テアトラ」「フランクリンテーラード」などでアーバンライフスタイルを意識したスタイルを打ち出した。
面積は230平方㍍で、店内にはGPルームと名付けた約10平方㍍の多目的室を設けた。「今回の新店で一番作りたかった」部屋で、顧客向けイベントを実施したり、取引先との商談など様々な形で活用する。
オハナは100平方㍍。レディスをはじめキッズやベビー向け商品を揃える。「ロフトマンはメンズのイメージが強いがレディスもあることをアピールする」狙い。今後、レディスの店も広げていく。
それぞれの入り口があるが、店内で両店を回遊できるようにした。初年度売上高は両店計で2億5000万~3億円を目標とする。路面店で顧客の来店を促進するスタンスは変わらないが、今回のファッションビル出店で新規客の獲得に期待する。
今回の新店で関西で地盤を固め、2~3年以内に関東への出店を視野に入れる。