「マルティニーク」メンズの秋冬 テーラード強化

2017/06/26 04:26 更新


 メルローズの「マルティニーク」メンズは17年秋冬、オリジナルブランドでテーラードアイテムを強化する。また、今春夏にスタートしたカジュアルの新レーベル「カルム」で日本製を訴求する。

 同ブランドのメンズは40代を中心にフレンチベースの知的で上品なミックススタイルを提案する。17年秋冬はブリティッシュをテーマに、オリジナルブランドはスーツで国内縫製工場によるフル毛芯仕立て(9万円)のほか、ライトな着用感の中国製もある。コートは国産のダブルのチェスター(7万9000円)はクラシックでドレッシーだが、中国製のチェスターはカジュアルでも着られる軽い仕立て(3万9000円)となる。

 ニットはスーパー150ウールを30ゲージで編み立てたカシミヤタッチが特徴。Vネック1万8000円、タートルネック1万9000円。グッドイヤーウェルテッド製法のドレスシューズは東京・浅草の職人によるもので日本人の足に合うようにラスト(木型)から起こし、かかとを絞っている。ローファー、モンクストラップなど。

 カルムは日本の生地、縫製にこだわったベーシックなデザインでややビッグシルエットのカジュアルウェア。尾州産の圧縮ウールのソフトで光沢があるメルトンジャケット(4万2000円)や浜松産の綿織物を使ったオーバーサイズのコート(5万8000円)やシャツも揃える。


日本の縫製工場で生産したオリジナルブランドのスーツ



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