西日本の量販店、GMSからNSCへ転換進む 建て替え機に若返り

2025/12/11 06:30 更新有料会員限定NEW!


 西日本地区の量販店では既存店のGMS(総合小売業)を建て替えて、NSC(近隣型SC)業態に転換する動きが目立っている。昭和50年(75年)代の開業など店舗の老朽化が主因だが、変化する地域マーケットに対応して顧客層の若返りを図る。今後もGMSの新規出店は難しいと見られていることから、GMSの減少傾向は続きそうだ。

(小田茂)

より高い集客力

 NSCは、大型のRSC(リージョナル=広域型SC)やCSC(コミュニティー=地域型SC)よりも小規模で、食品スーパーやディスカウントストア、ホームセンターなどを核店舗に、10~30の専門店で構成するケースが多い。

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