西日本地区の量販店では既存店のGMS(総合小売業)を建て替えて、NSC(近隣型SC)業態に転換する動きが目立っている。昭和50年(75年)代の開業など店舗の老朽化が主因だが、変化する地域マーケットに対応して顧客層の若返りを図る。今後もGMSの新規出店は難しいと見られていることから、GMSの減少傾向は続きそうだ。
(小田茂)
より高い集客力
NSCは、大型のRSC(リージョナル=広域型SC)やCSC(コミュニティー=地域型SC)よりも小規模で、食品スーパーやディスカウントストア、ホームセンターなどを核店舗に、10~30の専門店で構成するケースが多い。
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