マツオ、”イージークロージング”を脱却

2015/10/29 06:00 更新


 レディスアパレルメーカーのマツオインターナショナルは16年8月期に、改装や出店、協業などによる新しい打ち出しで新規客を獲得、増収を目指す。ネット販売に参入し、「ネットとリアル店舗の垣根を取り外す」ことで顧客の利便性を高める。今期売上高は前期比4・3%増の174億円を見込む。

 百貨店向け業態「カーサセンソユニコ」は改装でイメージを刷新、新規客獲得につなげる。曲線を取り入れた壁面や新規什器への切り替えで商品の特徴がよく見えるようにする。「豊富な型数や素材のバリエーションがあるが外から見にくかった」ことを改善。モード感などのテイストの認知度を高め、「イージークロージングのイメージから脱却する」とする。

 すでに改装を実施した東武百貨店宇都宮店、三越札幌店、山陽百貨店などでは売り上げが2ケタ増と伸びている。総店舗数は61店で、全店を順次改装していく。

続きは繊研新聞で



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