麻布台ヒルズの商業ゾーン、広域から幅広い客層つかむ 高額品や限定品に支持

2024/01/25 06:30 更新有料会員限定


タワープラザ2階に集積したセレクト店中心のファッションは高単価品が特に好調

 森ビルが昨年11月24日に開業した大型複合施設、麻布台ヒルズ(東京都港区)の商業ゾーンの売り上げが「当初見通しを大きく超えて好調」(池澤直樹営業本部商業施設事業部商業運営部商業運営1部麻布台ヒルズ商業運営室室長)だ。狙い通り、近隣に住む高所得者層だけでなく、広域客を含む幅広い客層を獲得し、訪日外国人売り上げも「想定以上」だ。

(有井学)

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 ファッションはセレクトショップを中心に「麻布台ヒルズならではの高単価商品が特に売れている」。今後、チームラボとの協業によるデジタルアートミュージアム、海外ラグジュアリーブランド、食物販ゾーン「麻布台ヒルズマーケット」などがオープン、集客と売り上げをさらに拡大する。商業ゾーンは約2万3000平方メートルで、店舗数は約150店。そのうち、約100店がオープンした。全店の6割以上が森ビル初出店で、新業態や旗艦店も多い。売上高目標は非公表だが、全店平均で「六本木ヒルズを超える坪効率を目指す」としている。

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