鉱物を利用した遠赤外線による血行促進作用で疲労回復をうたうリカバリーウェアと呼ばれる衣類について、関連企業の動きが活発だ。これは厚生労働省および医療機器業界が昨年末に示した取り決めに対する動き。特にリカバリーウェアの製造・販売を主力事業としてきた企業は、一般医療機器の新カテゴリー「家庭用遠赤外線血行促進用衣」として、PMDA(医薬品医療機器総合機構)に届け出を済ませ、該当する製品を順次販売している。
(小堀真嗣)
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届け出は12件
PMDAのウェブサイトを確認すると、11月29日時点で新カテゴリーの届け出は12件確認できた。いずれも日本医療機器工業会が定めた業界自主基準をクリアした上で、スウェットタイプのカジュアルウェアやルームウェア、パジャマといったアイテムの届け出を済ませている。
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