レディス17年春夏セットアップの進化系

2016/12/01 06:27 更新


 レディスの17年春夏物で、セットアップのバリエーションが広がっている。プルオーバーとボトムの組み合わせが定着してきたことから、新鮮味のあるアイテムとして、次はロング丈のコートやジレ、ジャケットとボトムのセットアップを打ち出している。メーカーやバイヤーの間で、コートアップやジレアップと呼ばれている。

 「K」(光世)で受注上位に入っているのが、コートアップ(1万2000円)とノーカラーのジャケットアップ(7900円)。いずれもポリエステルのサテンを使い、柔らかく、落ち感がある仕上がりだ。

 「エピデミーク」(三澤)は、レーヨンカルゼを使った1枚仕立ての柔らかなトレンチコート、いわゆるテロンチ(1万4800円)とパンツ(1万2800円)をセットアップで提案する。ワイドパンツは、共布リボンでウエストマークしているのもポイント。

 

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K(左・中) エピデミーク(右)



 明るい色、柄物が戻ってくる来春夏らしく、花柄のコート(6万7000円)、トップ(1万8000円)、パンツ(2万5000円)の3点セットを打ち出すのは「アドニシス」(パックエース)。コートの袖のボーダーがアクセントになっている。

 「シュガーローズ」(ドリーム)は、コットンのサイドスリットのロングジレ(1万3800円)とタックワイドパンツ(1万3000円)のジレアップ=写真は1面、Gジャン(1万9000円)とワイドなデニムパンツ(1万7000円)などを見せた。

 

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アドニシス(左) シュガーローズ(右)


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