繊研新聞社が実施した「18年度専門店ランキング調査」がまとまった。前年と比較可能な116社の合計売上高は4兆7043億円で前期比2.2%増だった。減収企業の数が多く、伸び率は鈍化したが、ユニクロを中心に売上高上位企業の増収額が大きく、全体では増収基調を維持した。
また、粗利率の低下が響き、営業・経常利益は減益基調だった。前年と比較可能な105社合計の期末店舗数は前期より減少した。
合計売上高は増えたが、店舗数は減少しており、実店舗の出店拡大を軸に成長を狙うビジネスモデルが限界を迎えつつあることが見て取れる。
回答のあった122社の合計売上高は4兆7475億7100万円。前年と比較可能な企業から決算期変更などがあった企業を除いた112社中、増収は49社、横ばい4社、減収59社だった。回答企業ごとに決算期の違いから、調査内容は17年9月~19年6月の各社の業績を反映している。
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