高島屋が産学連携プロジェクト、江戸小紋の図案技術継承に挑む AIと伝統工芸職人が共創

2026/10/16 13:00 更新有料会員限定NEW!


 高島屋は文京学院大学との産学連携プロジェクトを通じて開発した江戸小紋の新作を、10月7日から大型5店とJR名古屋高島屋で販売している。文京学院大学が開発したAI(人工知能)を図案製作の支援技術として活用し、伝統工芸職人が監修・製作を担うことで新たな柄が誕生した。

(松浦治)

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消滅の瀬戸際

 江戸小紋は江戸時代から続いており、型紙を使って精微な模様を染め上げる技法だ。特に複数のモチーフをランダムに配置する伝統的な様式「けれんもの」(遊び心ある具象柄)は、高度な図案制作技術が必要とされる。しかし現在、きもの市場の縮小や職人の高齢化により、新たな図案を生み出せる職人は減少し、「専業の図案家は日本に一人しか残っていない」(高島屋、文京学院大学)という。

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