高島屋とセーレンは共同出資で、化粧品や美容関連商品を開発・販売する合弁会社を設立する。ビューティーケアの新ブランドを開発し、16年秋に都内に1号店を開設する。
新会社名は「ディアマユコ」とし、5月下旬に設立する。出資金は9億8000万円(うち資本金4億9000万円)で、比率は高島屋が61・2%、セーレンが38・8%。
新ブランドは絹糸から抽出した保湿・抗酸化作用がある「セリシン」を主成分とした化粧品を販売するほか、デジタル染色システム「ビスコテックス」によるシルク雑貨類を扱う。
1号店はスパ・エステ、ジュースバー・カフェを併設し、総合的なビューティーブランドとしての発信を強める。その後は20年をめどに多店舗化する。小売り事業のほか、ヘアサロン、エステ、ホテルなどの卸売りを手掛ける。