帝人フロンティアは、21年10月に設置したDX推進室を中心に、グループ全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略を進める。「注力すべき重点を明確にし、プラットフォームを作り上げる」(渡辺哲雄DX推進室長)考えだ。
(高田淳史)
25年ごろにはデジタルプラットフォームを標準化して新商売創出や業務の効率化を加速。30年ごろには商社機能をデジタル上で行う〝デジタル商社〟とグループ製造会社のデジタル化(スマートファクトリーなど)を両輪で揃え、研究開発から販売まで全てをデジタル技術でつなげる。これにより既存事業の収益力と生産性を向上し、新規事業の創出などを目指す。
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