「アンダーアーマー」のドーム新社屋

2015/10/28 15:12 更新


 米スポーツブランド「アンダーアーマー」の日本総代理店であるドームは28日、東京・有明に建設した新社屋の発表イベントを実施した。当日は、同社契約アスリートで、ラグビー日本代表の山田章仁選手と妻のエリナ・シルカさんをゲストとして招いた。

 新社屋の「有明ヘッドクォーター」は5階建てで、総面積が6288平方㍍。倉庫だった建物を改装しており、最大6・5mの高い天井高と広い床面積を活用した開放感のある作りが特徴。3~5階のオフィス部分には、各フロアに16面マルチモニターを設置したほか、役員室や会議室上部のデッキからフロア全体を見渡せるようにし、情報共有と円滑なコミュニケーションをしやすくした。

 1階には契約アスリートや社員が使える約660平方㍍のトレーニング施設、2階にはリゾート感漂うラウンジとジャグジー付きのロッカールーム、リカバリールームなども設置。新施設を見た山田選手は「エディー・ジョーンズヘッドコーチからは『強くなりたかったら、フィジカルを鍛えろ』と言われていた。(新社屋内にできた)新しいトレーニングジムでもっと鍛えたい」と話した。

 同社は新社屋建設のため、約40億円を投資。今回披露したのは第1期工事部分で、来年中には第2期が完了し、今より2・5倍ほどに広がる予定だ。

オフィスフロアの会議室上部デッキからの眺め。部門ごとに1フロア化を実現し、円滑なコミュニケーションをしやすくした
オフィスフロアの会議室上部デッキからの眺め。部門ごとに1フロア化を実現し、円滑なコミュニケーションをしやすくした
カフェ出稿用
2階には社員たちが利用できるカフェや社内美容室などを導入
スパイク話
「アンダーアーマーのスパイクは足に馴染みやすく、心地良く地面を蹴ることができる」と山田選手。2013年からの契約で、先日のラグビーワールドカップでもアンダーアーマーのスパイクを履いて戦った
山田夫妻出稿候補1
妻のエリナさんを肩車してスクワットする山田選手。ジムスペースは以前より3倍に広がった


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事