米スポーツブランド「アンダーアーマー」の日本総代理店であるドームは28日、東京・有明に建設した新社屋の発表イベントを実施した。当日は、同社契約アスリートで、ラグビー日本代表の山田章仁選手と妻のエリナ・シルカさんをゲストとして招いた。
新社屋の「有明ヘッドクォーター」は5階建てで、総面積が6288平方㍍。倉庫だった建物を改装しており、最大6・5mの高い天井高と広い床面積を活用した開放感のある作りが特徴。3~5階のオフィス部分には、各フロアに16面マルチモニターを設置したほか、役員室や会議室上部のデッキからフロア全体を見渡せるようにし、情報共有と円滑なコミュニケーションをしやすくした。
1階には契約アスリートや社員が使える約660平方㍍のトレーニング施設、2階にはリゾート感漂うラウンジとジャグジー付きのロッカールーム、リカバリールームなども設置。新施設を見た山田選手は「エディー・ジョーンズヘッドコーチからは『強くなりたかったら、フィジカルを鍛えろ』と言われていた。(新社屋内にできた)新しいトレーニングジムでもっと鍛えたい」と話した。
同社は新社屋建設のため、約40億円を投資。今回披露したのは第1期工事部分で、来年中には第2期が完了し、今より2・5倍ほどに広がる予定だ。