《視点》子供のUV対策

2025/08/21 06:23 更新NEW!


 初めてUV(紫外線)カット眼鏡を買った。アクセサリー感覚の気軽な購入だったが、思った以上に目が楽で驚いている。夏になると目の充血やまぶたの腫れに悩まされてきたが、今年は症状が激減した。眼鏡の効果と断定はできないが、目の負担が軽くなったのは確か。もっと早く試していればと思う。

 企業では若い頃からUV対策に触れてもらおうと取り組みが進む。眼鏡メーカーでは中高生と連携し、学校生活でのサングラス導入を推進する。小学生の日傘も注目だ。コロナ禍以降、傘メーカーが推進し、着実に浸透。売り上げも伸びている。

 更なる定着には工夫も必要だ。学校は集団生活。自分だけが持つのは恥ずかしいという、周囲の目が気になる子も多いはず。大人の助言を素直に受け入れたくない年頃の子もいる。

 そこでファッションの力が肝要だ。「学校生活にふさわしくない」といった批判できっかけを潰すことなく、子供が自発的に「持ちたい」「見せたい」と思えるデザインがさらに増えていくことを期待したい。

(桃)



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